今回は、ミレニアル世代に続く新たな世代「Z世代」と、Z世代をターゲットとしたマーケティング戦略をご紹介します。
まずはZ世代についてご説明します。前述した通り、Z世代はミレニアル世代に続く世代で、ポスト・ミレニアル、ホームランド世代、i ジェネレーションなどとも呼ばれています。彼らは90年代後半から2000年代に生まれ、現在は多くがティーンエイジャーです。数年後には社会人となります。Z世代の購買力は上昇し、これはビジネスにとって非常に重要です。
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そこで、Z世代にどのようにマーケティングを行うべきでしょうか?
* 価値観の共有
NRFによると、Z世代はミレニアル世代や他のどの世代よりも環境、社会経済、政治の問題を重視しているようです。Z世代は、価値観の合った企業に対して多くのお金を費やします。
Z世代に会社の概念と目的を明確に伝えることが重要です。
* 価値のあるコミュニケーション
Z世代の忠誠心を得ることは簡単ではありません。彼らは魅力的で個性的な企業やブランドと関わることを望んでいます。そのため、企業はよりオープンに彼らからのフィードバックを得ることができる場所を設けることが重要になります。
* モバイル化
Z世代は全てのことをスマートフォンでこなしていると言っても過言ではありません。そのため、Z世代を対象にマーケティングを行う場合は、ウェブサイトのレスポンシブ(モバイル)化やアプリ、SNSを使ったアプローチが必要です。特にSNSでは、Z世代がそれぞれのSNSをどのように利用し、どのようなコンテンツを作成しているかを理解することも重要です。
* プライバシー
Z世代は(もしかすると他のどの世代よりも)オンライン事情を熟知していると言えます。プライバシーの保護を重要視するため、企業がきちんと個人情報を安全に保護しているかどうかも見極めになります。