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今何ができる

誰も外に出ない...


今なにができる

この時期コロナウイルスを抑制するために政府は人の集まりを禁止したり、レストランの営業をテイクアウトとデリバリーだけにしたり一所懸命になっています。それを受けて多くの会社はリモートワークに切り替え、対応しています。私の会社も先週の金曜日からリモート勤務を許可していますが、100%リモートで対応できるわけではありません。

資本が大きく体力のある大企業はそれで済むかもしれませんが、中小企業は感染予防対策を講じるのにより慎重になりますが、リモートでは対応できない職種もあり、生産性はカットされるが、運営費が安くなるわけでもなく、家賃も税金も払い続けるしかありません。そうなるとレイオフという話になります。私の知人の会社でも社員全員を解雇して、閉じてしまった会社があります。特に深刻なのはレストランのような接客業で、ウエイターやウエイトレスとして働いていた人たちは一瞬にして仕事を失ってしまうのです。それが今後はいろいろな業界に広まっていくと考えられます。

職をなくす人が増えれば、家賃やローンが払えない人が出てくる。それがもう始まっています。政府は今は感染拡大を抑制することが大切だと考えているようです。それも正しいのですが、コロナウイルスが通り過ぎた後に何が残るのだろうか。政治家や政府で働く人は給料がなくなることはありません。しかし、今すでに収入がない人が出てきているのに、そこには誰も目を向けていない。少なくとも今は・・・

アメリカの場合、医療保険は国ではなく企業が提供しています。私の会社にも保険会社からコロナウイルス関連の治療費を我々の会社の保険で負担しますかという質問が来ました。当たり前だと思ったが、カバーするにはコストが上がると言う・・・なんとふざけた保険会社かと思いました。当然カバーすると伝えましたが、保険会社のような大企業は損をしないようにできています。

小さな会社には大企業のような体力はない。それを考慮しない政策。私に答えがあるわけではありませんが、小さな会社でも、その会社に頼っている人が多くいるのです。そこへの配慮を忘れてほしくない。私の会社では、今週からローカルのレストランからランチを手配しています。出社した社員の負担は半分。残りはすべて会社で負担します。役に立つほどの金額ではないですが、なんでもできることを考えてやっていきたいと思っています。

このような時期に出社して頑張っている社員には本当に「ありがとう」と伝えたい。小さな会社のみなさん、頑張りましょう。

2020年3月17日
PSP代表
内倉憲一